基礎の工夫で長持ちする家に

低燃費住宅千葉の城戸です。

今日は長持ちする基礎をつくるために、現場で工夫していることをご紹介しましょう。

その工夫は、基礎のコンクリートを打設する前から始まります。

コンクリートを打つ前に、全体に水を撒いています。
「えっ!?コンクリートに水を混ぜちゃいけないんじゃないの?」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
たしかにミキサー車の中に水を入れることは絶対にやってはいけないことです。
しかしカラッカラに乾いていて、コンクリートの水分がすぐに蒸発してしまうことも基礎の強度を下げてしまいます
そのため、打設前に周りに水を撒いて適度な水分を供給します。
これからの季節は散水が大事になってきますね。

画像 006

そして、コンクリートの打設が始まると、コンクリートを流し込む後ろから
バイブレーターと呼ばれる機械を持ってついていく職人がいます。
振動を与えてコンクリートが全体にきちんと行き渡るようにしています。
これをしないと基礎の中に空洞ができてしまうのです。

たくさんの人数が必要な現場などでは、竹の棒でコンクリートを突っつく役や、ハンマーで型枠をガンガン叩く役になる職人もでてきます。
それもまた、コンクリートが隙間なく広がるための工夫です。

IMG_0031

 

コンクリートを流し込んだら終わりではありません。
少し乾いた基礎の上からコテなどを使ってトントンと基礎をたたいていきます。
コンクリートは打設後に水分が抜けて、ゆっくりと下がるのですが
その際に表面にひび割れが生じることがあります。
これを防止するために表面を押さえつけて平らにするのです。

my 026

設計した通りの強度が出ているか現場での確認も重要です。
様々な機械を使って、コンクリートの水分や流動性などを測定します。
さらに現地で採取したテストピースを持ち帰り、検査場で壊して検査もするんですよ。

画像 158

コンクリートはナマモノです。
現場での施工のタイミングや、ちょっとした工夫が長持ちする家をつくります。
季節によって配合を変えたりもしているんですよ。

建物を支える基礎は、職人さんたちの細やかな作業によって出来上がっています。
暑い中でも作業していただいている職人さんには、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

 

関連記事

ページ上部へ戻る